2016/07/31

CERRUTI チェルッティ スーツお仕立て上がり

毎日夏日ですね。

久々の更新です。

CERRUTI チェルッティ PRESTIGE Super130's スーツ

チェルッティのスーパー130'sスーツ地で御注文いただきました。3シーズン対応で、濃紺に薄く紫のチェックが入っています。遠目では分からないくらいの薄いチェックが上品です。
お仕立てはバス芯入り、パット無しです。

シャツも御注文いただいたもので、カチョッポリの薄ピンクのシャツ地です。


ARISTON アリストン WOOL&MOHAIR ホップサック地 ジャケット
CERRUTI チェルッティ PRESTIGE Super130's パンツ

スーツと同時にジャケット&パンツの御注文も頂きました。ジャケットは今年の春夏大人気アリストンのウールモヘアのホップサックです。これまた上品なブルーグレーの色で、こちらはジャッカカミーチャで盛夏仕様のお仕立てです。
パンツは先のスーツと同じチェルッティ スーパー130's、ライトグレー無地です。
シャツの色味とも合っています。チーフも当店オリジナルの草木染めリネンチーフです。



この動きのある感じかなりカッコいいですね。薄い芯一枚しか入っていませんが、胸のドレープも綺麗に出ております。

M様、またのご来店お待ち致しております!

2016/07/20

Scuola di SartoriaYpsilon 6、7回目

久しぶりの更新になってしまいました。

毎週土曜に開催しているパンツ縫製教室の6、7回目の様子をお届けします。

6回目は「内股入れ・ベルト裏付け」です。


ベルト裏はコットンの生地を付けます。腰裏と呼ばれるものです。ここは生地の重なりも多い部分なのでミシンではなく手で縫い付けていきます。
腰裏部分が準備出来たら内股も縫います。これで左右で筒の状態になります。

7回目は「小股・尻ぐり縫い」です。
この小股・尻ぐり縫いはパンツ作りのポイントの一つです。この工程が出来ると左右がくっつき、パンツの形になります。
※小股は前身のファスナーより下の股辺りの事を指します。



黙々と、、、

この尻ぐり部分はまず手で縫ってからもう一度ミシンで縫います。

これで左右が付きました。この後縫い代をアイロンで割ります。

割っています。


左右付きました。遂にパンツの形になりましたね。

後はまとめと呼ばれる作業で完成です。教室もあと2回です。





2016/07/04

Scuola di Sartoria Ypsilon 5回目

梅雨ですが雨が少ないですね。夏の水不足が心配になります。

先週の土曜に、パンツ縫製教室5回目が行われました。
全9回の授業なので、半分が過ぎましたね。

ポケットが完成し、今回は脇入れとベルト付けです。



脇入れはその名の通り脇を縫い合わす作業です。遂に前と後ろがくっつきます。
しつけで止め付けてからミシンで縫います。

脇を縫ったらアイロンをしてハンドステッチを入れていきます。

ポケットの袋を止め付けてからベルトを付けます。

黙々と、、、

皆さん手も慣れてきて、進みも徐々に早くなってきました。
毎回多少宿題もあるのですが、きちんとやってきていただいて助かります。


脇のステッチが入りベルトが付いた状態


次回は腰裏を付け、内股入れです。とうとう左右で筒になります。
次第に形になり、出来上がりが近づいてきました。