2020/12/29

年末年始休業のお知らせです

2020年もあと数日で終わりますね。

毎年早く感じますが、特に今年は早く感じます。

2021年は少しでも日常が戻ってほしいですね。


さて、当店の年末年始休業のお知らせです。

休業期間 2020年12月30日(水)~2021年1月4日(月)

年始は1月5日(火)より通常営業とさせて頂きます。

早くも2021年春夏の生地が一部英国より届いておりますので(かなり良い生地です)、2021年もどうぞご期待下さい。


本年も格別のご愛顧を賜りまして、誠に有り難うございました。

2021年もより一層のお引き立てを賜ります様お願い申し上げます。

また、落ち着かない日々が続き先行きの不安な毎日ですが、どうか皆様くれぐれも御身体にはお気を付け下さい。

皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


サルトリア・イプシロン一同


Midnight Blue Dinner Jacket




サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-2 ニュー小林ビル3階

03-6225-2257

info@sartoriaypsilon.jp

2020/10/08

ビキューナ!(かなりお得です)

 ご無沙汰しております。

インスタの方は都度更新しておりますが、ブログは久しぶりとなります。

当店では9月より秋冬コレクションに変わり、絶賛オーダー受付中です。


さて、そんな秋冬の超目玉の生地バンチがやってきましたのでお知らせさせて頂きます。



イタリアの高級服地ミル 「PIACENZA(ピアチェンツァ)」より届きました、VICUNA ビキューナコレクションバンチです。

ご存じの方も多いでしょうが、ビキューナは神々の繊維と呼ばれ、世界で最も希少で最も細い最高級繊維です。

その繊維で織られた生地に触れた時の衝撃たるや筆舌に尽くし難いものです。

このバンチの小さい生地でさえも一瞬で虜になりますので、これが服になった時は魂が抜けるかもしれません、、、。

とにかくそんな珠玉の生地バンチコレクションが到着しましたのでご紹介致します。


↓ジャケット地 100%ビキューナ 360gm/m(全7色)

シングルジャケットオーダー価格 ¥1,950,000-(税込¥2,145,000-)

上段 ブラック
下段 濃紺

上段 ブルーグレー
中段 ネイビー
下段 ブルー

上段 ブラウン
下段 キャメル

本当に最高なジャケット生地です。多くは語りません。語れません。




↓コート地 100%ビキューナ 460gm/m(全7色)

シングルコートオーダー価格 ¥3,250,000-(税込¥3,575,000-)
ブルーグレー

上段 赤みがかったグレー
下段 緑みがかったグレー

上段 ブラック
下段 濃紺

上段 ダークブラウン
下段 キャメル

本当に最高なコート地です。こんなコート生地あるんですね。



↓ウーステッドジャケット地 100%ビキューナ 280gm/m(3柄・計9色)

シングルジャケットオーダー価格 ¥1,800,000-(税込¥1,980,000-)
ハウンドトゥース柄
上段 ブラウン
中段 ボルドー
下段 ブルー


ヘリンボーン柄
左上段から時計回りに ブラック・ネイビー・キャメル・ブルー

無地
上段 ネイビー
下段 キャメル

私はこのウーステッドビキューナが触っていて一番離したくない生地でした。触れている肌が喜びます。



↓92%スーパー210’s  / 8%ビキューナ スーツ地 225gm/m(6柄・計12色)

シングルスーツ上下オーダー価格 ¥1,700,000-(税込¥1,870,000-)

全て様々なストライプ柄です。

225gmとかなり薄手のスーツ地を予想される方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。しっかりと目の詰まった滑らかな最高級スーツ地の頂点のような代物です。



以上、それぞれご紹介させて頂きました。

また、通常こちらのブログではあまりオーダー価格を掲載しないのですが、今回のビキューナ実はかなりお得な価格設定にしてますのでズバリで掲載いたしました。
(分かって頂ける方にはかなりお得な価格かと思います)

数量限定ではないのですがこの価格でいつまで出来るかは全く分かりませんので、もし気になられる方は早めにお問い合わせ下さい!

※ビキューナでのお仕立てはDistintoのみとなります。
生地の入荷に時間がかかりますので、出来上がりまで通常よりお時間頂戴致します事ご承知ください。



サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-2 ニュー小林ビル3階

03-6225-2257

info@sartoriaypsilon.jp

2020/08/04

夏季休業のお知らせ

やっと梅雨が明けました。

今年は例年とは全く違う夏ですが、如何お過ごしでしょうか。

さて、当店の夏季休業の日程のお知らせです。
8月12日(水)~16日(日)の5日間、夏季休業とさせていただきます。


17日(月)から通常営業となります。


例年であればお盆明けから徐々に秋冬の新作バンチが入荷して参りますが、今年はコロナの影響もあり9月にずれ込む所が多く、当店の秋冬の立ち上げも9月中旬~下旬頃を予定しております。
一部の新作は我々もチェックしておりますが、やはり新たな生地を見ると心躍りますね。
今回ドラッパーズなどがかなり良い雰囲気です。

また、今年は夏物をあまりご紹介出来ませんでしたので9月中旬までは夏物も引き続き展開致します。

当店では換気は勿論、空間除菌をする機械でフィッティングルームや工房を除菌しておりますので、生地や服を見る事で少しでも気が晴れるようでしたらいつでもご来店下さい。

注文はしたいけどお越しになるのが不安な場合は、我々が伺う事も出来ますし、顧客様でしたら生地バンチをお送りする事も可能です。
ご興味がおありでしたらお気軽にお申し付け下さいませ。


とはいえ、何より健康が第一ですのでどうか無理の無いよう日々をお過ごしください。
様々な話が飛び交いなかなか心休まる時が無い状況ではございますが、皆様の健康を心より祈っております。

サルトリアイプシロン一同




サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

東京都中央区日本橋本町4-7-2 ニュー小林ビル3階

03-6225-2257

info@sartoriaypsilon.jp


2020/06/02

営業再開のお知らせ

いつの間にか季節はもう梅雨が近づいてきました。

緊急事態宣言の解除に伴い、当店は6月1日(月)より通常営業を再開致しました。

今まで通り店舗は10時半~19時半での営業をしております。
ただ、恐れ入りますがご来店の際にはご予約頂くかお越しの前に一度ご連絡の程お願い致します。

店内は換気を必ずし、除菌も都度しております。
また、マスク着用でのご来店をお願い致します。我々もマスク着用での接客をさせて頂きますので、そちらもご了承頂きたく存じます。


お客様には安心してお越し頂ける様準備の上お迎えさせていただいております。
どうぞ皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。

サルトリアイプシロン代表 船橋幸彦





2020/05/07

臨時休業延長のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

緊急事態宣言により臨時休業をしておりましたが、5月末までの延長に伴い弊社も緊急事態宣言の解除まで休業を延長させて頂く事となりましたのでお知らせさせて頂きます。

店舗は基本的に休業となりますので、お問い合わせ等はメールで頂戴出来ましたら幸いです。

ご不便をおかけ致しますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

サルトリアイプシロン 船橋

2020/03/27

3月28日・29日休業のお知らせ

平素より格別のご愛顧を賜り、誠に有り難うございます。

新型コロナウィルス感染拡大に伴う外出自粛により、弊社は明日から3月28日(土)・29日(日)の2日間臨時休業とさせて頂きます。

30日(月)以降の営業は未だ未定ですが、場合によっては休業をさせて頂きます。

基本的にスタッフは工房におりませんので、問い合わせ等はメールでご連絡頂けると幸いです。(メールはこちらから返信可能です)

皆様にはご迷惑をお掛け致しますが何卒ご理解賜りますようお願い致します。


サルトリアイプシロン 船橋


2020/03/21

スタッフ・職人募集のお知らせ

サルトリアイプシロンでは現在下記の内容でスタッフを募集しております。


(仕事内容)
・弊社オーダースーツの縫製をはじめ、接客等社内業務全般。

(募集要項)
・年齢不問
・経験者優遇
・試用期間あり

弊社のスーツは1着1着手作りとなりますので、その縫製業務が主な仕事となります。
また、少人数で運営しておりますのでお客様の対応は勿論、デスクワーク等の事務的作業も含め社内業務全般が仕事内容です。


同時に、ご自宅等で仕事されている職人さんも募集しております。
こちらは歩合制です。


ご興味のある方は、まずはお電話かメールにてご連絡いただき、面接をさせて頂きます。
(電話)03-6225-2257 (メール)info@sartoriaypsilon.jp

ご応募お待ち致しております。

担当 武田・船橋

2020/01/06

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
昨年はご愛顧いただき、誠に有り難うございました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて今回は、元号が平成から令和へ変わるという時代の節目において今一度、
"服を着る"ということに関して考えてみたいと思います。

近代化の始まりである明治時代の日本に、大きな影響を与えた偉人の文章を添付致します。

トーマス・カーライル(Thomas Carlyle) 1795年12月4日-1881年2月5日
人は、生まれて名前を付けられる。身体は魂を入れる器である。
の身体に名前と言う着物を着せつけられるのである。
名前はその成長とともに教育、知識、教養、倫理、哲学、文学、音楽等を身に着けて行く。
さながらその名前に見合った衣服を身に着けるかのように。
服とはそうした、人の総てを顕わしてあるものである。
其の器、身体を包むのは衣服であり、其の衣服を選ぶのは知性であり教養である。
日常の習慣性、着る、身を包む事への儀式的意識が必要で在った時代に於いては
貴族の貴族たる所以を考えると、其処にみえる貴族性のコードが存在した。
時間を制御する為の日常を凌駕する規則、その規則にそぐえる為の衣装、と道具。
現代では便利さを追求する資本主義の産物としての衣服、
利便さと経済格差が商品化された生活空間からの脱却は、容易ならぬ決意と意志の強さが求められてくる。
身体が器、となると器は磨き、ひからせなければならない。
ストレッチ、筋力トレーニング、ランニング、ヨガ、体操、坐禅、
心を鍛える為には読書,満巻の書に対峙しなければならない。


現代において、このような考え方は驚きに値するといっても過言ではないのではないでしょうか。
明治維新の知識人に彼の言葉が大きな影響を与えたことは事実のようです。
平成から令和の転換の時代に我々もこの考え方で今一度、自分自身を振り返ってみるのも、
今後の豊かさ・楽しみに繋がるのではないでしょうか。

船橋幸彦