だんだんと暑く湿度の高い季節となってきました。
4月に移ってまいりました二番町は高台ですので風通しが良く、この時期でも爽やかで気持ちが良いです。
さて、今回ご紹介する生地バンチは日本の葛利毛織のブランド「ドミンクス DOMINX」です。
新たに新作が3冊入荷致しました。
まずは
東京都千代田区二番町1-2 番町ハイム101-2
03-6225-2257
だんだんと暑く湿度の高い季節となってきました。
4月に移ってまいりました二番町は高台ですので風通しが良く、この時期でも爽やかで気持ちが良いです。
さて、今回ご紹介する生地バンチは日本の葛利毛織のブランド「ドミンクス DOMINX」です。
新たに新作が3冊入荷致しました。
まずは
少し前になりますが、3月23日にアズマ株式会社 縫製研究室(ASC)主催で、船橋による「やじろべえ理論」の講演会を行いました。
まず、新ものづくり研究会というのは、縫製副資材卸をしているアズマ株式会社様が「縫製を科学する」をテーマに活動している研究室です。
その研究室のテクニカルアドバイザーである稲荷田征(いなりだ すすむ)先生に船橋がジャケットを作った縁もあり、研究会でやじろべえ理論を講演する運びとなりました。
(※稲荷田先生は現代の名工に選ばれている方で、文化ファッション大学院大学の名誉教授であり日本モデリスト協会の元会長であったりとアパレル業界では著名な方です。)
当日は大手アパレルのパタンナーさんや縫製工場の方、服飾学校の先生など全部で50名近くの参加者にお集まりいただきました。
内容はやじろべえ理論の説明と、それを踏まえて作った稲荷田先生のジャケットを実際に着てもらい細かく説明するというもので、最後には余興でソプラノ歌手の中井菜穂様にオペラを披露して頂き久しぶりのアトリエコンサートも催しました。
船橋が引いた稲荷田先生の後身頃の型紙は左右の肩で2.5cmも差があり、これは既製服では有りえませんが、一般的なオーダーの補正でもまずやらない事なので皆様かなり驚かれていました。
また、このやじろべえ理論を更に正確に簡単に把握するべく長年取り組んできた3Dボディスキャナーによる採寸と3D CADによる型紙製作・補正、そして将来的にはこれらの要素をAI技術に取り込んで展開していくという展望もお話しさせていただきました。
(3Dボディスキャナーや3D CADに関してはこちらのブログ記事をご覧下さい。)
やじろべえ理論は今までのセオリーとは違う考え方なのでなかなか理解されない事も多いのですが、稲荷田先生はそのような事は全くなく、柔軟な考え方を持ってらっしゃる素晴らしい方です。
更に実際にやじろべえ理論を駆使した服を着ていただき、より理解を示して下さいました。
講演やコンサートも大変好評をいただきまして、日本橋の店舗の最後を飾るに相応しい研究会になったのではないかと思います。
また、主催のアズマ株式会社様の「縫製を科学する」という考え方とそれに伴う研究室も素晴らしい取り組みだと思います。
アズマ本社の3階にはミシンやアイロン、裁断机、更にはCADや3D シミュレーションソフトなども設置されており、アパレルのモノ作りをサポートしていくという姿勢には大変感銘を受けました。
今後は会員制の服作り技能者集いの場として展開していく予定のようです。
アパレル設備が整備されている会員制工房というのはまだまだ少ないのですが、副資材会社がそういった環境を準備しているというのは素晴らしいですね。
気になられた方はアズマ株式会社ASCのHPを是非ご覧下さい。
ゴールデンウィークも過ぎ、夏日の続いている毎日ですね。
明るい色味で清涼感のあるジャケットを着るのが一番気持ちいい季節です。
特にホップサックやモヘア混のジャケットやスーツなんかがとても似合います。
そこで、当店の春夏おすすめ生地を一部ご紹介させて頂きます。
まずはバンチから
まずメインの225gmのウールモヘア、こちら素晴らしい生地です。
かなり軽いのですが全くヤワな感じはしません。サラッとしていてざらつきも無く、夏のスーツやジャケパンに最適な生地です。
柄はチェックやストライプなど定番を抑えているのですが、無地の色数がかなり多いのも特徴です。
夏用のパンツに色違いで数本作るというのもありですね。
ブログを見て下さっている皆様にお知らせです。
当店への電話が繋がり難い場合がございまして、ただ今原因を究明中です。
電話をして頂いた際に「非常に混み合っています」という音声案内が出る場合もあるのですが、音声案内や発信音も鳴らずに時間が経ち切れてしまうという場合も多くございます。
当店はお盆と年末年始以外は営業しておりますので、電話が繋がらない場合はお手数ではございますがメールにてご連絡頂けますと幸いです。
メールアドレス ypsilonjapan@gmail.com
ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
宜しくお願い致します。