2014/08/06

新店舗オープン記念イベント

工房(Laboratorio)とフィッティングルーム(Sala di prova)が併設したサルトリアイプシロンの新店舗が無事オープンし、4日から通常営業となっております。
この度、オープンを記念といたしまして、仮縫い体感フェア&在庫生地セール&ビンテージ生地セールを行います。

 船橋が提唱しております洋服理論「やじろべえ」
これは、洋服の前後のバランスと角度が体型に合うと、首の後ろの一点を軸に洋服がやじろべえのようにバランスを取り、重量を感じなくなり、極上の着心地を生む。という理論です。
このやじろべえのためには、仮縫いの際に服の肩の部分を外し直接バランスをとるドレーピングと呼ばれる手法を行います。

仮縫い体感フェアは、この「やじろべえ」を生み出す最重要部分の仮縫いドレーピングを、仮縫いゲージ服を使い、お客様に体感していただこうというものです。
以前、2回ほどこのフェアを行い、大変好評いただきました。今回新たな店舗でこのフェアを行います。

 在庫生地セールは、当店にございます在庫着分の生地でのオーダーに限り、10%割引をさせていただきます。
一部ご紹介です。↓

PORTER&HARDING、TAYLOR LODGE

H.LESSER&SONS

DORMEUIL

ZEGNA

等々、この他にも秋冬物や以前船橋がイタリアで買い付けてきた生地もございますので、ご来店いただいた際には他の生地もご覧いただけます。

ビンテージセールは、当店で抜粋したビンテージ生地のオーダーを特別価格でご奉仕致します。
こちらも一部ご紹介です。↓


SCABAL


CERRUTI

現在ではあまり見ない色柄がビンテージ感溢れ、生地感も厚くしっかりしてます。チェルッティの耳の文字など年代を感じさせます。
こちらのビンテージセールは、BUONOスーツお仕立て上がり\195.000(税抜き)、DISTINTOスーツ¥345,000(税抜き)です。
数に限りがございますので、無くなり次第終了です。また、生地尺によってはお仕立てが出来ない場合もございますので、ご了承ください。


新たなアトリエ移設に伴い、今まで工場で縫っていたBUONOラインも、アトリエで縫い上げるようになりました。DISTINTOとの違いは手縫いの入る量や副資材等です。
当店でまだオーダーをされたことの無い方は、是非この機会にサルトリアイプシロンの洋服をお試しくださいませ。


仮縫い体験フェア&在庫生地セール&ビンテージ生地セール開催期間
8月8日(金)~24日(日)

※13日(水)~15日(金)は夏季休業となります。

ご来店の際は、お電話かメールにて一度ご連絡下さいます様お願い致します。

サルトリアイプシロン 
TEL :    03-6225-2257



2014/08/03

サルトリアイプシロン 新店舗オープニングパーティー


昨日(8月2日)に、新店舗のオープニングパーティーを開催いたしました。






パーティーでは、オープンと同時にたくさんのお客様、関係者様にお越しいただきました。
多数のお花、お土産、素敵な絵など、わざわざお気遣い頂きありがとうございます。
皆様のおかげで、お昼から軽食にワインと、楽しいひと時となりました。

お客様と船橋の2ショット等、素敵な写真をたくさん撮らせていただいたのですが、お客様にブログへの掲載許可の確認を忘れておりました。お顔が見えないショットで、スタッフのご接客中の写真のみ掲載させていただきたいと思います。



こちらが、新店舗のご接客ルーム(Sala di Prova)です。
広々とした空間で、今まで以上にゆっくりとくつろいで頂けるはずです。
フィッティングルームも広く、高音質なサウンドシステムによる音楽と、店内は日当りも良く、気持ちのよい時間をお過ごし頂けると思います。

※今後は、お客様一人一人に対し、より丁寧なご接客をさせていただきます。
ご来店の際は、お手数おかけいたしますが必ず事前にご連絡をお願いいたします。


最後に、イプシロンスタッフ一同の記念写真です。
お客様からご注文いただいた洋服は、船橋含め、私ども4人で責任を持って全て縫い上げます。
※ちなみに左から2番目のものは弊社のマーケティング、経理の担当ですので職人ではございません。

今後とも、SartoriaYpsilonをどうぞよろしくお願い申し上げます。


2014/07/12

クラシックスタイルの3ピーススーツ

ご注文の3ピーススーツのお仕立て上がりです。


クラシックなラペルラインはふわっと立体感があり、胸のボリュームもしっかりでています。
イタリア製のやわらかい毛芯の使用や、「甘く優しく」を基本とする船橋流の縫い方で、全体的にやわらかい仕上りです。
毎シーズンご注文いただいておりますので、型紙は出来上がっており、バランスは完璧です。


後ろ姿もばっちりです。襟はしっかりとのり、肩の傾斜も完璧に合わせておりますので、だき(脇)のゆとりも、きれいにはいっています。シャツ、チョッキの上からジャケットを着た状態で、このゆとり感です。

お客様自身、年齢がお若いということも考慮し、より格好良く見えるよう、船橋によるフィッティングは若干、攻め気味のジャストフィットです。(実際、船橋自身が着ているジャケットもかなり攻めてます 笑   還暦を超えたにもかかわらず、このラインをだせるサルトは船橋の他にはおりません。)

必要以上のゆとりはだぼつき、古臭く見えます。
身体にあったジャストフィットな服はジャケットであっても、パンツであっても、ストレスを感じません。サルトリアイプシロンでは、最上の着心地だけでなく、見た目のかっこよさも追求いたします。


この度もご注文頂きありがとうございます。

※ストライプの柄合わせは裾に合わせておりますので、上襟と柄が合わないのは不良品ではございません。


2014/07/02

アトリエ移転のご案内

この度、サルトリア・イプシロンは独自のアトリエを日本橋の地(後記住所)に移転・新設することになりました。 

20099月に株式会社三越伊勢丹に招聘され、三越日本橋本店2階にアトリエを開いてから早くも5年が経過しようとしています。この間に、活動拠点をミラノから順次日本橋に移し、弟子の育成やアトリエの経営に邁進してまいりました。それは今回のアトリエ開設に向けた準備の期間でもあったと言えます。
そうしてやっと此度の、かねてより私自身が提唱してきている「ネオルネッサンスを生きる洋服屋」としての仕事の仕上げに向けた第一歩を踏み出すことになったのです。 

思い返せば38年前、ロンドンでの修行からスタートし、その後ローマへ渡り、甘く優しい手縫いの服つくりに感動してからというもの、一人ひとり体型の異なった人々に着せ付けることの難しさに立ちすくみつつも、ローマの石畳を歩きながら密かに抱き続けてきた理想のスーツへの挑戦と、その成果としての解決策を提示するためにです。

 その方策の一つが、経糸と緯糸が釣り合った、重力を味方につけた服でした。それはストレスを感じさせない着心地を実現し、身体を無理なく絶妙なフィット感で包み込むため、そこには自ずから着ている方のオーラも漂い、着こなしの美が生まれ出てくるのです。

この発見以降、私の服つくりの究極の目標として、理想と夢に懸けた人生が始まったのです。
ですから此度のアトリエ開設は、私自身にとっても弟子たちに承継されるアトリエの将来の機能と役割を見据えても、先ずはやらなければならない事でした。 この第一歩が踏み出せたことを、夢の実現に向けた着実な進歩として自覚すると共にこれまでの皆様方の多大なる御愛顧には書中も持って感謝申し上げる次第です。

この上は、頑固一徹にスーツの本当の着心地の良さを目指した「ネオルネンサンスを生きる洋服屋」への皆様からの暖かいご支援を賜りながら、究極の服つくりの原理原則を広く世の中に普及させることに人生の限りを尽くしていきたいと考えております。 

新設アトリエには、Sala di Prova(フィッテングルーム)、とlaboratorio(工房)の二つの機能を備えております。これは私が提唱するバランスのための仕立て技術である「やじろべえ」を実演、確認するためのものです。

 Sala di Prova では仮縫いをビデオ映像として視覚化し、その補正をlaboratorioで素早く組み立てなおし、ご自身の最終ラインをご覧いただけるような工夫も凝らしておりますので、ご期待ください。 
また、お近くにお出かけの折には是非ともお立ち寄りください。 

なお、日本橋三越内の工房での活動は7月14日をもちまして終了いたします。
新設アトリエのオープニングの8月3日までは準備期間のため、休業とさせていただきます。
休業期間はメールまたは電話にて対応させていただきますので宜しくお願い申し上げます。


(新設アトリエ)〒103-0023 東京都中央区日本橋本町4-7-1 イマスHKビル5F-B 
(TEL) 03-6225-2257 
(FAX)03-6225-2258 
(OPEN) 2014年8月4日(月) 10:00〜19:30

※ご来店の際は、必ず事前にお電話かメールでのご連絡をお願い致します。

[JR] 総武本線「新日本橋駅」より約2分 / 山手線・中央線「神田駅」東口より約6分
[ 地下鉄 ] 銀座線「三越前駅」室町三丁目方面改札より約5分 / 半蔵門線「三越前駅」日本橋方面改札より約9分

※車でお越しの際は、誠に恐れ入りますが、お近くのコインパーキングをご利用下さい。



2014/06/19

パンツの仮縫い 補正について

ご注文頂いたパンツの仮縫いのお写真です。


デザインは、クラシックなワンタックです。
センターラインはまっすぐ落ちていますが、補正で若干内側にいれます。


パンツは腰の位置に注意しなければなりません。(ほとんどのお客様は、腰の位置が対称ではありません)写真では、すでにピンでとめておりますが、左に対し、右の型紙を変えなければなりません。
サルトリアイプシロンでは、左右で型紙を変えることは当たり前のことです。

既製服とは、服のサイズに人が身体をあわせます。
オーダーメイドとは、人の身体に服をあわせます。
既製服とオーダーメイドでは、根本的に考え方が異なります。

当然、オーダーメイドの方が見た目は美しく、着心地のよい服が出来上がります。



2014/03/02

CERRUTI ジャケットのお仕立て上がり

ご注文ジャケットのお仕立て上がりです。
生地はチェルッティ 2013A/W ジャケットバンチより、お選び頂きました。


主張しすぎないチェック柄はセンス良さを感じさせ、太めのラペルが凛々しい印象を与えます。バルカポケットは、チェック柄であってもしっかり柄を通すことで目立ちすぎることはありません。
さらに、立体的に作っておりますので胸のボリュームは保たれています。


後ろ姿もきれいです。首、肩周りには無駄なシワは一切ございません。
チェック柄が横にしっかりと通っているということは、前後のバランスが合っている証拠です。

毎シーズンご注文いただいておりますので、H様のお好みは大体把握しております。
仕立ての柔らかさ、自然なシワ感はそのままに、きちんと体を包み込む立体的な作り方をしております。

現在も夏物のジャケットをご注文いただき製作中で、こちらも生地がかっこよく、相当良いものに出来上がりそうです。



2014/02/24

アパレル工業新聞 掲載のご案内

この度、代表の船橋がアパレル工業新聞のコラム「服作りを生きる」に、掲載されました。