2017/09/21

イタリアより帰国

もうすっかり季節は秋ですね。
朝夕はだいぶ涼しくなってきました。

17日の夕方に船橋がイタリア出張より帰ってまいりました。

今回は付属品(副資材)の買い付けと生地を少し買い付けてくるのが主な内容でした。

イタリアでの写真も撮ってきてもらいましたので、少しご紹介致します。



これは初日、ミラノ・マルペンサ空港からミラノ中央駅で向かうシャトルバスの中です。
船橋曰く「先ずシャトルバスの荷物積み込みを確認するのが最初の用心。次にバスの中では1列目には座らないのが第2の用心。そして座席から運転手が見える位置の通路側(前から3列目辺り)に座りシートベルトを必ず締めるのが第3の用心」

イタリアでは荷物は目を離した隙にすぐ盗られるので積み込まれるまできちんと見なければならないとの事です。1列目に座らないのは、高速バスであろうと乗用車のように運転が荒くスピードも出すので危ないからという事。そして運転席が見える位置というのはその方が心持ち安心するからだそうです。いきなり濃い話ですね。

そしてこの運転手、写真をよく見て頂くと分かるのですが、イヤホンマイクでずっと彼女らしき人物とプライベートな会話をしながら運転しているそう!仕事中に!ずっと!
開いた口が塞がりません。

そしてバスに乗って30分程、、、


事故です。
後ろから追突されました。

ぶつかってきた車の前部。ベンツです。

詳細は分かりませんが、バスが急に車線を変更して減速し、いきなり割り込まれた後ろのベンツは止まれず追突したそうです。

船橋は「どっちが加害者か分からないね。」と言っております。

その後お互い事故が起こった時に取り出す紙?(所謂示談書らしいです)にサインし、握手して終わったそうです。お気づきかとは思いますが双方警察に連絡などはしておりません。

幸いけが人はなく、その後は滞りなく無事ミラノ中央駅に付きました。

この一連の流れを見ますと、本当に用心に越したことはないなと思います。

とは言え、事故に巻き込まれたのは船橋自身も初だったので、そうそう起こる事ではないようです。ただ、一つ言えることは殆どの運転手がこのような”あまり丁寧でない”運転をするのが普通らしいので、今後もしイタリアに行く方はなるべく1列目には座らない様気をつけていただいた方が良いかと思います。




こちらはいつもの付属屋さんです。
ジェノベーゼ(ジェノバ出身)の兄弟で営んでおります。
パソコンや携帯が嫌いだそうですが、店内も年季の入った雰囲気がかなりカッコいいですね。

今回は今まで使っていた芯とは違う新たな毛芯とバス芯も買い付けてきました。
毛芯は当店の1枚芯仕立てのジャッカカミーチャの冬物に適しています。
その他ボタンや裏地など、在庫の少なくなってきた付属品も買ってきてもらいました。



付属屋近くのシチリア料理のお店で昼食です。
シチリアの手打ちパスタ「カヴァテッリ・ノルマ」
ホイルの包み方お洒落ですね。最高です。


中はこんな感じです。
シチリアビールと相性抜群です。

小牛のカツレツ「コトレッタ」
本当に美味しそうです。



町のパン屋
奥にあるパンはpane toscanoという大きいパンです。
店名は分かりませんが、伊勢丹にも出店したことがあると言っていたそうです。


続きます