2022/01/01
2021/12/26
年末年始休業のお知らせ
今年は秋から冬にかけて一気に冷え込み、あっという間に年末になりました。
国内の規制は緩和されてきましたが、まだまだ油断出来ない日々がもう少し続きそうです。
来年は世界的に回復する事を祈るばかりです。
さて、当店の年末年始休業のお知らせです。
2021年12月30日(木)~2022年1月4日(火)
年始は1月5日(水)より通常営業とさせて頂きます。
本年も格別のご愛顧賜りまして、誠にありがとうございました。
2022年もより一層のお引き立てを賜ります様お願い申し上げます。
それでは皆さま、良いお年をお迎え下さいませ。
サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon
東京都千代田区二番町1-2 番町ハイム101-2
03-6225-2257
ypsilonjapan@gmail.com
2021/11/02
LODEN CAPE COAT
あっという間に11月になりました。
2021年もあと2ヶ月を切りましたが如何お過ごしでしょうか?
季節の変わり目ですので皆様くれぐれも御身体お気をつけ下さい。
さて、今回やっと完成したサンプルコートをご紹介します。
LODEN CAPE COAT
ローデンコートのケープバージョンです。
今年の2月の当ブログで「パルトーフェア」というコートフェアを開催した際の記事に、シーチングで組み上げたサンプルを掲載致しましたが、遂に完成品が出来ました。
昔の裁断書に載っていたローデンケープの型紙を基に少しアレンジを加えて作りました。
ローデンケープはローデンコートの始まりのようで、今の袖付きのローデンコートとはまるで違います。
本当はローデンクロスを使用するのですが、今回は着易い様ウールギャバジンで作りました。
では、ディティールをご紹介していきます。
襟はステンカラ―です。
ケープは襟の所で一緒に縫われていますので外れる事はありません。
ケープ部分は要尺をたっぷりと使用していますのでサイドのフレアが綺麗です。
ケープをめくると中はノースリーブです。カマもかなり深めです。
ジャケットの上に着る事が前提ですのでこれだけ深い方が動きに支障がでません。
こちらはポケットではなく、中のジャケットのポケットを使うためのただの切り込みになっています。
型紙に載っているローデンはフロントにボタンも無く本当にただ羽織るだけなのですが、サンプルにはボタンを付けた仕様に変えています。
また、脇にはポケットはありませんが裏ポケットは通常のコート同様付けております。
最近あまり見かけなくなった重めのウールギャバですが、カラーバリエーションも豊富でトレンチやステンカラーコートにも非常にお勧めの生地となっています。
コスプレのようになってしまいがちなインバネス型コートですが、着てみると本当にかっこいいんです。
ご興味のある方は店頭にサンプルございますので、是非一度袖を通してみてほしい一着です。
サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon
東京都千代田区二番町1-2 番町ハイム101-2
03-6225-2257
ypsilonjapan@gmail.com
※お車でお越しの際、土日はビル内駐車場が無料でお使いいただけますのでご利用の場合は事前にご連絡をお願い致します。平日はショールーム手前の有料駐車場かお近くのコインパーキングをご利用下さい。
2021/09/26
サルトリアイプシロン別注 カルロ・バルベラ製モンゴリアンカシミヤ
ここ数日気温も一気に下がり、一気に秋冬モードになってきました。
今回はそんな秋に丁度良い生地のご紹介です。
サルトリアイプシロン別注
カルロ・バルベラ製 100%モンゴリアンカシミヤ
206gm/m
こちらの生地は今までブログなどでもほとんど紹介しておりません。
その昔船橋がイタリアに居た頃のホームページで軽く触れていたかもしれませんが、無いに等しいと思います。
この生地は船橋がミラノにアトリエを構えていた時代、今から20年程前の2000年頃に、カルロバルベラに別注で織ってもらったカシミヤ100%の生地です。
更にカシミアの中でも高級なモンゴリアンカシミヤを使用しているという贅沢な代物です。
イタリアの高級生地の中でも特に素晴らしい品質のカルロ・バルベラですが、そのバルベラのモンゴリアンカシミヤ生地を別注で作ったというのは個人の仕立て屋としてはあまりない話かと思います。
イタリアで長くサルトリアを営んでいた船橋だからこそ出来た事かもしれません。
特にバルベラは2010年からKitonグループですので今では絶対不可能な奇跡のような生地でございます。
↑濃紺と
↑チャコールグレーという間違いない2色です。
写真では分かりづらいかもしれませんが、本当に濃紺もチャコ―ルも最高に丁度良い色味をしています。
そして生地耳には
「SARTORIA YPSILON PURE MONGOLIAN CASHMERE FOR GENTILUOMO IN NEO RENAISSANCE BY CARLO BARBERA」
サルトリアイプシロンとカルロバルベラの文字もちゃんと入っております。
GENTILUOMOは紳士という意味です。NEO RENAISSANCE(ネオ・ルネッサンス)は当店のWEBページで船橋が言っているネオルネッサンス構想の事です。
カシミヤというのは軽くて温かいが特徴ですので主に秋冬向けのイメージです。
この仕様は船橋の指定で、当時は繊細なカシミヤの糸でこのようなウーステッドの生地を作る技術がそこまで無く、上手く出来るか分からなったそうです。
結果上手くいったので双方満足のいく生地が出来ました。
ですので、一般的なカシミヤ=トロっとしたヌメリのあるなめらかで艶やかな素材感を思い浮かべている方は間違いです。
トロっとはしておりません。むしろサラッとしております。
ヌメッとした感じはありません。むしろフワッとしております。
平織りなのでどちらかというとマットな見た目です。
よくあるカシミヤ生地と比べると良さが分かりにくいかもしれません。しかし触っていくと段々とイプシロンカシミヤの生地の良さが分かるかと思います。
サラッとしているのにパサつきは無い。
フワッとしているのにしっとりとした落ち感がある。
平織りなのに原毛の繊細な光沢がある。
むしろこの軽さと織りだからこそカシミヤ糸の本来の上質さと、カルロ・バルベラの最高品質の生地作りが浮き彫りになっているのではないかと思う程です。
そしてこの素材感でしたら春夏秋と3シーズン着用できます。
むしろ肌寒くなってきた今など一番良い季節です。
それぞれ1着づつ作って組み合わせでスーツとジャケパンとを楽しむのも一興です。
このカシミヤ生地を作っていた2000年頃船橋はバルベラの工場に何度か行っていて、バルベラの担当者に「うちの工場は一番山の上にあるから他のところより一番綺麗な水を使って生地を作れるんだ」と言われたそうです。
そんなバルベラの工場は2020年に移転し、元あった場所から少し下った場所に移りました。
工場が移転して生地のクオリティが下がるとはあまり思えませんが、どの生地メーカーも20年前と現在では原毛の品質や生地作りにかける手間などはやはり変わってきていると思います。(生地の値段は10年前と比べても上がっています)
今の生地も素晴らしいものが沢山ありますが、今回ご紹介したイプシロンカシミヤは20年経った今でも素晴らしい状態を保っている希少な生地の1つではないでしょうか。
ちなみに現在の在庫数は濃紺がスーツ2着分、チャコールグレーがスーツ1着分のみとなっております。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい!
サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon
東京都千代田区二番町1-2 番町ハイム101-2
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2021/09/24
凄い生地2つ入荷しました
9月も終わりに近づいてきました。
早いもので今年もあと3ヶ月ですね。
コロナ禍において1年の経過がかなり早く感じてしまいます。。。
前回のウールデニム生地の紹介でもお伝えしておりますが、当店では2021-2022秋冬シーズンが始まっております。
そんな中、すごい生地が店頭着分で2つ入荷して参りましたのでお知らせさせて頂きます。
まず1つ目は、、
ESCORIAL 4PLY Double Plain
800gm
100%エスコリアルウールの4PLY生地を二重織りにした大変贅沢な生地です。
目方はなんと驚きの800gmです。400gmの生地を重ねているので800gmということですね。
エスコリアルの4PLYというだけでも贅沢ですが、更に二重に重ねたシロモノのなんと贅沢なことか。。。
本当に美しい自然な艶やかさと上品なネイビーはいつまでも見ていられます。
この生地を見てまず頭に浮かんだのは『この生地でピーコートを仕立てたらなんと素晴らしい事だろう、、、。』です。
ご興味がおありの皆様、こんな珠玉の生地で贅沢なピーコートのお仕立てなど如何でしょうか?
正直カシミアメルトンなどよりお安く、しかし生地としてのクオリティはむしろこちらの方が高いように感じます。ウールとしての扱い易さもあり凄く良い生地です。
続いて2つ目は、、
Taylor & Lodge 50% CASHMERE / 50% KID MOHAIR
Dinner Suits cloth 300mg
次にご紹介するのはテイラー&ロッジのカシミア50%・キッドモヘア50%のディナースーツ用生地です。
こちらは約13年前に発表された生地です。
が、しかし、実は市場には出回っていないシロモノです。
これは当時公開された「007 慰めの報酬」にてボンドが着用していたトムフォードのディナースーツ用にテイラーロッジが織った別注生地であり、生地での流通はしていないものなのです。
こちらの冊子で紹介されております。
ダニエル・クレイグが着ているものがそれです。
また、ブラッド・ピットもゴールデングローブ賞の時に着用していたそうです。
冊子の文中には『経糸にカシミア、緯糸にモヘアのこの交織が特殊で、モヘアの艶と滑らかさをカシミアが引き出している。また、経糸にカシミアを用いる事でモヘアウールよりもタッチが柔らかくなるのも特徴である。』とあります。
これは触ってみてわかりますがまさにそうで、モヘア50%とは思えない柔らかさなのですがきちんと張りもあり、仕立て映えのする柔らかさを保っています。
艶やかさも上品でまさに特別な生地といった感じです。
この綺麗な黒の色味が美しいです。
生地タグにもモヘア&カシミアと入っております。
今は当店がお取引している生地屋さんが特別に出回ってきたものを少量持っていて当店だけが持っているものではないのですが、とは言えかなり限定した量しか市場には出回っておりません。
しかも13年前のテイラーロッジは今と違ってかなり質の良い生地を織っていた時期のものですのでその辺りも貴重です。
なかなかここ日本でディナースーツを着る機会は無いかと思いますが、コロナが明けて夜のお食事にでも行かれる時の為にこちらの特別な生地で1着ディナースーツをお仕立てしてみては如何でしょう?
007ファンの方にもそうでない方にもかなりオススメです。
以上、凄い生地2つ入荷のお知らせでした。
ご興味のある方は是非お気軽にお問い合わせ下さい。
サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon
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2021/09/19
ウォッシャブル ウール デニム生地のご紹介
関東は台風も過ぎ去り落ち着いた天気を取り戻しました。
東京都千代田区二番町1-2 番町ハイム101-2
03-6225-2257
3連休の今日明日は晴れる日が続くようですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回ご紹介させて頂く生地は、老舗オーダースーツブランド、銀座サワモトの別注企画による
100%WASHABLE WOOL DENIMです。
ビジネスカジュアル化が進む昨今、海外生地メーカーでは必ずと言ってもいいほどウールデニムが入ります。
見た目はコットンデニムと変わらないですが、色落ち、色移りの心配が無くソフトな手触りはウールならではです。また、ウォッシャブル加工されている為、コットンデニム同様、気兼ねなく御着用頂けます。
目付は380gm(13オンス)と、秋冬向きです。緯糸には無染色のメリノウールを使用した優しい色合いのサスティナブルな素材です。
今回はサンプルにパンツを仕立てましたのでご紹介します。
ベルトはフロントからお尻にかけて高くなる、ハイバック仕様です。
見た目よりも柔らかく、針の通りがスムーズでした。
特にシワになりずらいのでプレスもしやすかったのが印象的です。
早速ジャケットの御注文を頂いております。
先週より秋冬のシーズンがスタートしております。
その他、イギリス製のコーデュロイのバンチなども入っております。
気になる事がございましたらお気軽にお問い合わせください。
皆様のご来店お待ち致しております。
サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon
東京都千代田区二番町1-2 番町ハイム101-2
03-6225-2257
ypsilonjapan@gmail.com
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2021/09/09
2021-2022 秋冬コレクション
9月に入り、急激に気温が下がりました。秋は過ごしやすいので大歓迎です。
洋服屋としても秋冬は様々な装いを楽しめるシーズンですので気合が入ります。
ただ、相変わらずのコロナ禍で皆様スーツやジャケットなどを身に纏う機会が減ってしまったのではないでしょうか。リモートワークが推奨される現在では仕方のないことかもしれませんが、寂しい限りです。。
そんな状況の中、当店では久しぶりにサンプルを製作致しました。
シングル3ピーススーツ
ハリソンズ オブ エジンバラ "OYSTER"
3ピーススーツです。
サンプルとして3ピースを製作したのは久しぶりです。
生地は英国ハリソンズオブエジンバラから昨年登場したスーツ地シリーズ OYSTER です。
今年ももちろん継続しております。
目付400mgと重量のあるしっかりとした生地はとても英国的です。
その中からグレンチェックに紺のオーバープレイドが入った生地を選びました。
装う機会の少なくなってきた今、敢えて3ピーススーツを今季のコレクションとして製作致しました。構築的に見えますが仕立て自体は柔らかい仕立ててです。
また、ラペルの太さや肩周りの雰囲気は船橋が20代の頃に居たローマスタイルっぽさを意識してみました。
ローマスタイルに関しては個人の好みですが、スーツにジレを加えるというのはクラシックで良いですね。いわゆる三つ揃えです。
当店のジレを少しご紹介致します。
前6つ釦でポケットは4つが通常のスタイルです。
背中の表側はジャケットの裏地と同じ生地になります。
裏地はコットンです。
首回りは前身頃から一続きの「みつ」が付きます。
背中ウエストの尾錠です。
この尾錠がイタリア製で雰囲気あってすごく良いんです。。。
コーディネイトはこのような感じでしょうか。
シンプルなソリッドタイが良く合います。
装い自体が軽くカジュアルになってきた現代で、我々も軽く柔らかい仕立てを提案してきました。しかし、根底にクラシックあってこそ現代的な軽く柔らかい仕立ても映えるのではと思っております。
たまには三つ揃えでタイドアップをし、紳士的装いをしてみるのも良いですね。
因みにこのような色柄スーツであれば、ジャケットを紺ブレに変えてみたり、パンツをグレーコーデュロイに変えてみたりとジャケパンスタイルとしても着まわせます。
2021-2022秋冬の新作生地バンチは少量ですが入ってきております。
コロナ禍といった状況でも新たな試みをしている国内生地メーカーや魅力のある新作を出し続けている海外生地メーカーがあり、そういった生地や今回作った当店のスーツサンプルを是非見て頂きたく存じます。
当店では来週より秋冬に切り替わりますので、この機会に皆様のご来店をお待ち致しております。
※安心してご来店頂けるよう、当店では空間除菌など感染対策をしております。
サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon
東京都千代田区二番町1-2 番町ハイム101-2
03-6225-2257
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