2017/02/15

遠山周平先生 webコラムマガジン 「バイロン」掲載

服飾評論家の遠山周平先生が連載されているwebコラムマガジン「Byron バイロン」にて、弊店のことを書いてくださったコラムがUPされましたので、是非皆様ご覧ください!

Byronコラム「日本橋サルトリア・イプシロンのファンシー・ジャケットにはココ・シャネルもびっくり!?」


現在もフェア中ですが、先日ブログに掲載したチェルッティのビンテージ生地に関して取材してくださいました。(チェルッティ・ビンテージ生地ブログ

遠山先生と船橋は25年ほどの付き合いになり、取材中もお二人のイタリアでの出来事が話題に出たりと和やかな時間でした。

取材当日に遠山先生が着ていらしたスーツが96年ごろにサルトリアイプシロンでお仕立てしたフランネルのスーツで、このスーツがとにかくかっこよかったので、すかさず写真を撮らせていただきました。ブログ掲載の許可もいただきましたのでこちらに掲載致します。


1996年製 サルトリアイプシロン ミラノでお仕立て スーツ上下

こちらのジャケット、シングルピークラペルの”2つボタン段返りの下掛け”です。このデザインは遠山先生のご提案だったのですが、グレーフランネルと相まってすごく雰囲気のあるスーツになっております。個性的且つ主張しすぎない、洒脱感がさすがです。

生地はゼニアのフランネルです。
当時イタリア生地ブランドでフランネルを出しているところはグアベロくらいで、ゼニアのフランネルは珍しかったそうです。確かに英国のクラシックなフランネルと比べてすごくソフトな手触りでした。

首のポイントの乗りと、肩周りの綺麗さもバッチリです。ゆとりも適度にあり、大人なスーツ感満載です。そもそも遠山先生の体型が20年程変わっていないのも凄いですね。


座ってもいても肩周りが綺麗です。


当時のイプシロンタグ。
イタリアのアーティストで友人のマルタンのデザインのようです。

ゼニアのタグです。

丁寧に着てくださっているようで、そこまでへたりはありません。かと言って変な真新しさは無く、遠山先生の体に良く馴染んだ雰囲気が出ていました。

洋服に限らずですが、やはり丁寧に人の手で作られた物は、永く愛用することによってどんどん良くなっていくものなのですね。
これからも永く着て頂きたいものです。


遠山先生、今回は有り難うございました!
またのご来店お待ち致しております!


ちなみに、チェルッティのビンテージ生地は残りジャケット1着分となりました。
お考えの方はお早めにご連絡ください!


サルトリアイプシロン Sartoria Ypsilon

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