2012/02/22

上衿のハ刺し

上衿(首に巻きつく部分の衿)の”ハ刺し”について。 
”ハ刺し”とは、芯地とその下の生地を合わせとめるため、一針一針、生地をすくってとめていく作業です。
その結果、出来た糸目が、カタカナ(もしくは漢字)の「ハ」に見えるため、一般にそう呼ばれます。


糸目の方向性、縫い方は、それぞれのテーラーによって異なります。

写真はDistinto(手縫いライン)の上衿です。芯地はイタリアより持ち込んだ100%麻芯(ダック芯)を使ってます。


糸は裏側の衿(カラークロス)に合わせた色を使います。


裏面に粒々に糸目がでます。
やはり、手で刺したほうが、より柔らかく首に「なじみやすい」です。



2011/12/31

皆様、よいお年を

今年も、いよいよ大詰めを迎えました。

今年は震災、円高など、日本にとって多くの困難がありました。経済が混迷し、デフレが加速しても、今失っては取り戻せない文化や技術があります。
ものをただ安く売るのではなく、ものと同時にものづくりを、すばらしい想いを次代に引き継ぐことができたならば、これからのよりよい時代のヒントとなるのではないかと思います。

2011年、皆様には、多大のご愛顧をいただきまして、大変感謝しております。
来年は更なる努力と研鑽を重ね、尽力して参ります。
2012年も何卒よろしくお願い申し上げます。

よいお年を。

サルトリア・イプシロン一同



2011/12/30

All About 掲載

寒い日が続いており、本年もあと少しですね。
この度、生活総合情報を発信しているサイト「All About」で、サルトリア・イプシロンをご紹介いただきました。
色々なテーラーさんや大人のメンズ服情報を発信し続けていらっしゃる倉野路凡氏のガイドです!。

倉野様、取材の際は日本橋と銀座と来ていただき、ありがとうございました。
※2014年8月より新たに店舗が移りました。

下にリンクを貼っておりますので、是非皆様も御覧くださいませ。

All About


2011/12/25

船橋幸彦 服の流儀 パンツ

船橋が考える理想のパンツについて。

流行により太さは異なりますが、ウエスト後ろ背骨中心の位置に密着感があり、前身後身が太ももに触れないように落ちるのが理想です。 
それから足を左右と踏み出し、前身センターラインが膝頭の中心を通りつま先に落ちているかを確認する。(但し私もそうですが、蟹股の方は膝頭中心ではなく、内側に通したほうがまっすぐに見えます。) 

そして、後ろ身は垂れジワがないか注意する。
後ろの垂れジワは本人には気付きにくいので要注意です。
体からパンツが離れているので動きによってはつっぱり、ストレスを感じ垂れた分足が短く見えるからです。

 参考までに。



スタッフの着古したパンツで失礼いたします。


2011/12/07

Ypsilon New Cravatta

サルトリア・イプシロンオリジナルの秋冬の新作ネクタイが出来上がって参りました。

ソリッドとペイズリーの2種類です。
ソリッドは全4色、ペイズリーは1色のみの展開です。


<ペイズリー柄 ネイビー×ワイン> 

縦糸がネイビー、横糸がワインですので、角度によって色味が変化します。光沢感と柄のちょうど良い大きさとも相まって、すごくエレガントなネクタイです。紺系のスーツに抜群によく合います。






<ソリッドタイ ワイン・ネイビー・ブラウン・グレー>

ソリッドの方は、横糸に紺を使っています。ワインやグレーは角度によっての色味の変化が著しく分かります。

肉厚で柔らかい生地なので、絞めた時のフワッとした雰囲気がなんともいえません。


すべて
全長150cm・大剣幅9cm・小剣幅4.5cm
¥12,000(税抜)
本数がかなり少ないので、お考えの方はお早めに


2011/11/30

サルトリアイプシロン パンツのオーダー

サルトリアイプシロンでは、パンツ単品でもご注文をお受けしております。


全て、仮縫いを含むフルオーダーですので、履いていただいた時のシルエットが違います。
また、ポケットやボタン有無の仕様等も当然お選びいただけます。

生地は、ウール、コットンを中心に(チノ、コーデュロイ、ツイル)など替えパンツ、きれいめのカジュアルスタイルにも使える生地を幅広く御用意しております。

他店と比べての違いは、やはり型紙(=シルエット)とその扱い(=補正)の点ですが、それは後日説明させていただきます。



2011/11/26

H.Lesser&sons

新たに生地を8点入荷いたしました。それぞれ在庫分限りです。



Lumb's Huddersfield Golden bale   for  H.LESSER & SONS
Made in England.
1.Navy × Blue striped
2.Glencheck  × Blue windowpane

おそらく重さ280gmsのスリ-シーズンに、100%Woolにしてとてもしなやかで自然な光沢があります。Golden baleゆえ、通常バンチでは扱われない生地です。濃紺にブルーストライプと、グレンチェックにブルーのウインドペーンの2点です。


"Solway" by Porter & Harding     Made in Scotland

3.Brown glencheck
4. Glencheck  
おそらく310gms前後、秋よりの合物です 。よりクラシックなスーツを求めるならば、とても相性のよい生地です。きめ過ぎず普段着としてスーツを着られる方へ。   

5.“Oyster” by Harrisons     Made in Haddersfield England

おそらく350gms前後の冬物スーツ地です。クラシックな色柄で、しっかりとした厚みがあり、永く愛用していただける一着になるはずです。



6."H.lesser & sons"    Navy Flannel     Made in England
400gmsあるヘビーな生地ですが、ガシガシし過ぎずしなやかさもあります。紺無地フランネルのブレザーとして毎年着込んでいくのに最適な生地です。

7. " Moonbeam " by Harrisons     Made in Scotland
   Wool    &     Angora

。おそらく350gms前後の、水色のメリンジ調に青のウインドペーンのジャケット地です。 アンゴラウサギの毛が混ざりとてもやわらかな手触りです 。ウールだけのものに比べ、高級感のある逸品です。

8.ミミナシ  Made in Japan
これは、国産であることは確かですが、サンプルづくり用に買ったものでミミがありません。ですが、悪くない濃紺具合の色柄と、何より触ったときにコシとある生地です。色柄さえ気にいただけた方なら、スーツにもジャケットにもつかえ重宝するはずです。

是非、お気軽に店頭で御覧くださいませ。