2017/01/20

イタリア便り 3 ピッティ・ウオモ

イタリア便り3日目はピッティ・ウオモです。


ご存知の方も多いでしょうが、ピッティはイタリア・フィレンツェで年2回行われるメンズファッションの展示会で、メンズファッションのトレンドを発信しています。
ビジネス寄りのスタイルが主ですので、所謂コレクションブランドのトレンドとは少し異なりますが、メンズファッションのメインはこちらといっても過言ではありません。

我々のようにオーダースーツを作っている人間も無視は出来ない展示会です。

船橋はここ最近は会場に出向く事は無かったのですが、今回はスケジュールも合ったのでよしさんと二人で1日だけ行ってきました。


フィレンツェの駅に到着。
昔はよく車でピッティに行っていましたが、今回はミラノから高速鉄道の「FRECCIAROSSA」に乗って。驚いたことに最高時速300km/hになっていました。



ピッティ会場城壁

よしさん

会場入り口





会場外。すごい人の数です。

会場内入り口





ベルベストのブース

ロータ

フライ

ステファノ・リッチ

バグッタ
アルマーニのシャツを縫っていることでも有名なCIT社のブランドです。
ここの会長のピーノ・ガヴァゼーニ氏はよしさんの仲人を務めて下さいました。現オーナーはピーノ氏の息子アントニオ氏です。



サルトリア・スクデリ
ローマ近郊のビテルボにある工場で、そのオーナーと25年ぶりの再会です。
船橋がローマにいた当時、一時展開していた既成のジャケットとパンツを縫ってもらっていた工場
です。その頃は写真の方のお父様がオーナーで、こちらの息子さんの方はまだかなり若かったようです。



遅めのお昼はよしさんお勧めのレストラン「La Spada」にて
ラビオリ

Bistecca Fiorentina ビステッカ・フィオレンティーナ

La Spadaのレシート可愛いです。



そしてそのままサンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂を通り帰路に

謎のオブジェ


帰りの電車に犬同伴の乗客が。
皆犬を跨いで行きかうそうです。



ピッティ便りは以上です。

ピッティは盛況だったようで、服の印象としては全体的にはやはり軽めの仕立てが多かったとの事です。懐かしい出会いもいくつかあり、行って良かったみたいですね。


ピッティも然ることながら、サンタ・マリア・ノヴェッラや食事、電車内の写真から普段のイタリアの空気が感じられる気がします。