2017/01/10

イタリア便り マダム・バタフライ

前回のブログでお伝えしました通り、代表の船橋がイタリアに行っております。


少しですが写真と便りが送られてきましたので、ご紹介致します。





初日は20時半にミラノのリナーテ空港に到着しました。
夜のライトアップされたドゥオモとガレリアです。過去何度も写真を送ってもらってますが、夜の写真は初です。めちゃめちゃ綺麗ですね。


翌日は今回の出張の目的の1つで、スカラ座でやっているオペラ「蝶々夫人(マダム・バタフライ)」を鑑賞しました。
というのも、今回のマダム・バタフライは日伊国交150年記念講演であり、更に、船橋の娘さんがダンサーとして出演しております。出張のタイミングと千秋楽が重なっておりましたので、なんとか見ることが出来ました。


という訳で朝6時50分に切符を取りにスカラへ。

船橋と一緒に写っている方は有名なダフ屋のジャンニです。愛犬はクッチョロ。クッチョロは子犬という意味ですが、12歳だそうです。ちなみにクッチョロは6代目。すごい!
この時気温マイナス1度にも拘らず、コートを着ておりません。聞くと、「現代人は冬は暖房、夏はクーラーと空気を遮断している。俺はaria aperto(開けっ放し)が好きなんだ。おまけに現代人は化学繊維ばかり着ている。これらは永く持たない。ウール、コットン、リネンと天然素材は永く愛用出来るんだ」と平然とこの格好で言うそうです。さすがですね。


少し遅れてお兄さん(よしさん)も到着。よしさんはジャンニに挨拶して5、6人の馴染みのイタリア人とオペラの昔話に花が咲いていたようです。(よしさんはオペラマニア)

オペラ好きのマントの男

この回廊に切符を欲しがる人たち約200人が並ぶそうです。

スカラの切符の買い方は、9時に順番待ち140人まで身分証を控えて、3時間後の12時に同じ場所に集まり順番に番号札を貰う方式です。

9時から12時まで時間があるので、近くの美術館でやっていた北斎・広重・歌麿展に行きました。
こちらも日伊国交150年記念だそうです。


左がドゥオモ。右が美術館。

ドゥオモのバール。


12時になり番号札を貰いに行きました。ジャンニが1番でしたが、それを譲ってくれて1番の番号札を手に入れ、無事マダム・バタフライの切符を購入。

マダム・バタフライの切符。名前が入っております。


お昼を食べたリストランテ 「A Santa Lucia」
壁にはオペラ歌手の写真がズラリと飾ってあります。



そして、昼食を終えスカラ座へ。



スカラ座外観


スカラ座内。天井座席です。超満員です。



カーテンコール


終演後のホール


18時30分終了後のスカラ座です。


イタリア便り1日目はこれにて終了です。

今回のマダム・バタフライは、1904年の初演版を112年ぶりに行ったそうです。初演版は当時不評に終わり、その後は改訂されて上演されてきました。その不評に終わった初演版ですが、今回は大好評のうちに幕を閉じたそうです。

2日目は生地の産地、イタリア・ビエラ地区から便りが届くと思います。

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